9月30日 仏さまのおはなし会
内容
観音経についてのお話。
このおはなし会では、会のはじめに「観音経」をお唱えしています。
今回は、この観音経の現代語訳を用意しました。
般若心経と違い、観音経は内容がわかりやすく、親しみの持てるものです。
お経の内容を理解し、その意味するところを感じながら経を唱えることも
必要ではないでしょうか。
確かに、般若心経のような難解な経もあります。
しかし、わかりやすい経典は、積極的に現代語訳を示すべきだと感じます。
今回のおはなし会は、たくさんのご質問を頂きました。
★「お経」の言葉の意味は? → インドの言葉で「スートラ」。縦糸を意味します
布や絨毯を織るとき、縦糸はまっすぐと伸びています。
その様子から、真理を説くものをスートラ(縦糸・経)
というのです。
★お経を唱えるとき、息継ぎは?
→これは、初めてお経を唱える時に、皆さん感じるようです。
どこで息継ぎしたらよいのか?
宗派によって、あるいは経典にもよりますが、
基本的に一同が同じ箇所で息継ぎをしてはいけません。
なぜなら、そこで経が止まってしまうからです。
二人で経を唱える時が一番緊張します。
「やつはここで息継ぎしたから俺はここいらへんで息継ぎしよう」
「やつはまだ息継ぎしないのか、もう俺のほうが息が持たん(苦!)」
「しまった、同じ場所で息継ぎしてしまった!」
って感じでしょうか。
もちろん息継ぎの場所が決まっているお経もありますよ。